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http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1322033411/
1: 吾輩は名無しである 2011/11/23(水) 16:30:11.62
              ,-r n,-r-┬-、
            r^ヾ、 l |  | i  /`>、
      ,.=二ニニ=ミ、ヾyリ  ' |! /´ ノ`>、
     ((_.,-==二 ヾミ/{ ;! ,i,//,   ノ_ ノ、
     r'三二= ̄ニ=、ミ|lリ/ノ'//  ,. - 二三彡
    {/`{!// //ヾ!、{i| {r' i' // ,.-'ニ三彡リ
    {(,ノ//" /;/     `ヾ{!/'/ r' ノr'",二三シ
    ソ//  ; ||        "亠!ル/リ,ノ/ノ彡ノ!
    {/{/, /  l|           彡ノヾ彡'ニ/   人生は地獄より地獄的である
.     `{// , ,| ;|            彡ノ;i'三ニ{
        |,i{'l l | | . .:: .       . : ::彡ノ;li'三{   
       |r`川| __,..,,,_     : :  三ニ;|リ'1
.       l __!|||    ¨ヾミュ  {, .,,,zr=三ニ;;i!';;;!
       }i";;:.  ,.ィエ`;;  lll;;イ┬-ミ三ニ|!;;;{
.       !.__;:.           |lli;; ̄三彡ノ;!{;/
        ヾ、:;:,.       !|l;;  ;;彡ノ/-'
          }:;;; :     ヾz_ノ;; ;;;彡ノ/
       ___|::; : __   .: '!l;:..:;彡;/
      /川リ/l:.;.. "^ヾー-、,=三ュ!::ニ/
     /〈川;|/  l;:.   ヾ二,シ´`ヾミ' _
    _/::.:.\シ    ヽ     l_,..==-─--=、
   / {::::::::..:.\    ヾ===/ , --───  !
  /  |::::::..:.. \     . ::/ /  ,.--─‐  ノリ
_/    |'':;;;;:.:.:.  \    ::| / / _,,   彡//!\
'     :| '''':::.:..  :\ー-L_l / /川川!  彡//|  \
      |     . : :::\  ̄{/_ノ::::/`!川{ 彡//|    \
      |    . : : : :.:::ヽ  /::::/  } '; 彡//|      \
芥川龍之介(1892.3.1-1927.7.24)

4: 吾輩は名無しである 2011/11/23(水) 20:14:14.38
さういう彼は天国より天国的な処に住んでいた

10: 吾輩は名無しである 2011/11/24(木) 05:20:11.33
或旧友へ送る手記、短いけど素晴らしいね

僕の今住んでいるのは氷のように澄み渡った、病的な神経の世界である。


11: 吾輩は名無しである 2011/11/24(木) 09:59:30.68
或旧友へ送る手記はやっぱ誰というわけでなくて「不特定の人間へ」、なんだろうな
最初は旧友の松岡かと思っていたが、どうも松岡だけでもないようだし

12: 吾輩は名無しである 2011/11/24(木) 10:06:00.22
もうこれを書いたときは芥川は自分のことを一体の人間として見ていなかったんだろう
生きても死んでも三者でもない、ニュートラルなフワフワした存在
「三つの窓」というのはそういうことだと思う

13: 吾輩は名無しである 2011/11/24(木) 11:03:32.45
死までの数週間~ひと月くらいの間は睡眠薬やらを乱用していて普通の精神状態ではなかっただろうによくこれだけ書いたな
神経から垂れ流されたような作品ばかりで制御がほとんど効いていないから読むほうもだいぶ根気がいるわ

19: 吾輩は名無しである 2011/11/26(土) 15:11:33.42
芥川が崇拝してたマインレンデルって、
原書しかないのか…しかもドイツ語じゃ全く読めんw

22: 吾輩は名無しである 2011/11/26(土) 20:36:30.68
おまえの中では、作品に出てた=崇拝なのか?
内容をよく読んでみろバカタレ

23: 吾輩は名無しである 2011/11/26(土) 20:39:02.96
それらの作家とそれらの作家に少なからず影響を受けた自分を否定してるんだよ
そんなもんは或阿呆の一生だけ読んでもわかろそうなもんだが
ここまでバカになったのかねぇ近頃のニワカ読者は

25: 吾輩は名無しである 2011/11/26(土) 20:51:40.82
学生時代に影響をうけたアナトールフランスのことも晩年には「学生にしか通じない作家」となんかの作品に書いてる

28: 吾輩は名無しである 2011/11/26(土) 22:33:00.97
ほんとバカだなぁどいつもこいつもwまあ同じバカタレだろうけど
つまり、芥川自身の文学的思想が西洋から日本へ回帰したってことの表れだ
むろん、芥川本人も故意に周りにそれを示そうとしてる

30: 吾輩は名無しである 2011/11/26(土) 22:52:35.85
が、芥川は回帰することもできなくて、両文学の狭間で宙ぶらりんになったわけだよ
それが芥川の文学的悲劇だ
「歯車」などに出てくるストリントベリーやらも、芥川の中で死んだ西洋文学の亡霊だ
おいバカタレ、意味がわかるか?

32: 吾輩は名無しである 2011/11/26(土) 22:55:58.19
そしてその回帰できなかった主な理由は、日本文学の代表たる漱石の影があまりに大きすぎたからだ

ニワカにもわかるように簡潔にいうと、な

34: 吾輩は名無しである 2011/11/27(日) 00:58:34.95
芥川の作品すら読めてないバカタレが漱石の作品を読めるとでも思ってんのかしら・・
どこまでバカタレ道を突き進む気だい

35: 吾輩は名無しである 2011/11/27(日) 01:49:36.85
芥川龍之介に憧れていた太宰治は夏目漱石を強烈に批判してたよね。

36: 吾輩は名無しである 2011/11/27(日) 01:57:09.96
太宰なんかお話にならないよここでは
勝手に太宰が芥川を好きだっただけで(作品というより生き様的に)
もし芥川が生きていて、太宰の作品を読んだ上で、太宰が芥川に「A先生、僕、先生の大ファンなんです!」とか熱烈に迫っても
芥川は歯車のときのように素通りするだろうな

37: 吾輩は名無しである 2011/11/27(日) 02:09:53.76
三島が太宰を嫌うのも全然無理ない
あれもキミと同じようにニワカ読者でありニワカ作家だったから
そのニワカが漱石を批判するなどというオトボケはいくら温厚な神様も許さないさ

41: 吾輩は名無しである 2011/11/27(日) 10:35:28.37
芥川ってドイツ語は読めなかったろうと思うけど、当時はマイレンデルの英訳はあったの?

42: 吾輩は名無しである 2011/11/27(日) 11:42:26.97
たしか鴎外に薦められて読んだはずだけど…
当時は英訳あったのかな?
晩年の芥川が評価してるだけに、内容がかなり気になる

46: 吾輩は名無しである 2011/11/29(火) 10:55:01.44
わたしの愛する作品は、…文芸上の作品は畢竟作家の人間を感ずることの出来る作品である。人間を…頭脳と心臓と官能とを一人前に具えた人間を。

104: U ◆UZLwofAcnQ 2011/12/23(金) 20:21:14.11
『暗中問答』ってしられてないみたいだけど、自分が笑いながら読んだ限りではベストの作品の一つですよね。

どういう状態で発表されたんですか? 納裡にしまってあったの。

105: U ◆UZLwofAcnQ 2011/12/23(金) 20:26:12.71
お笑い小説みたいな新ジャンルですよね。あれは。本当に笑える。深刻なわらいだけど。

109: U ◆UZLwofAcnQ 2011/12/23(金) 20:32:44.24
レディオヘッドでいうと、
『KID A』が『或る阿呆の一生』で、『AMNESIAC』が『闇中問答』ですよね。

きっと同時期に書いたとおもいます。多分つづけて。よく似ているし、同じものの別の書き方みたいになってる。
 けど、暗中問答のほうはおおやけに有名になってないきがするんですが。たぶん発表稿化されてなかったんだろうけど。

出来としては、アムニージアック=暗中問答、のがいいと僕はおもいますね。親密な感じがするから。

111: U ◆UZLwofAcnQ 2011/12/23(金) 20:37:44.46
僕 僕は時々かう思つてゐる。――或は僕は畳の上では往生しない人間かも知れない。
或声 お前は死を恐れないと見えるな? な?

↑これとか。とてもいいですよね、わらいを誘っていて。

或声 お前は詩人だ。芸術家だ。お前には何ごとも許されてゐる。
僕 僕は詩人だ。芸術家だ。けれども又社会の一分子だ。僕の十字架を負ふのは不思議ではない。それでもまだ軽過ぎるだらう。

↑これも笑えるw

112: U ◆UZLwofAcnQ 2011/12/23(金) 20:40:36.59
或声 お前は余り単純過ぎる。
僕 いや、僕は複雑過ぎるのだ。

或声 お前は愛の為に苦しんでゐるのだ。
僕 愛の為に? 文学青年じみたお世辞は好(い)い加減にしろ。僕は唯情事に躓(つまづ)いただけだ。

↑これらも笑えるw もらや一転わらいを誘おうという、なにか三谷幸喜的な境地に最終的に達しているw 渇いたわらいだけれども。

特にラストがいい。わらいの局地みたいな。

115: 吾輩は名無しである 2011/12/23(金) 22:25:23.92
センスないなおまえw
「闇中」は会話の流れが不自然で唐突。これを言いたいから無理に
相手に話題転換させたりしてる。

117: 吾輩は名無しである 2011/12/23(金) 22:56:05.51
小説の執筆につまってノートの端にぶつぶつ書いたような作品だな

118: 吾輩は名無しである 2011/12/24(土) 00:15:18.05
寺山修司のが上!

132: 吾輩は名無しである 2011/12/24(土) 10:50:29.72
芥川が一番読んだのは「マタイ」だったっけ?

133: 吾輩は名無しである 2011/12/24(土) 17:33:09.85
>>132
「Matthew」なんて聖書の初歩じゃない。太宰だって「Luke」や旧約の引用を多くしていた
のだから、芥川はもっと広く読んでいたと思うよ。

134: 吾輩は名無しである 2011/12/24(土) 18:03:10.24
>>133
でも芥川の愛読してた聖書のほとんどのラインはマタイに引かれてるらしいぜ。
まあ四福の一番目だし当然だろうがね。あまりヨハネは好いてないようだ。
太宰はヨハネが好きだったみたいだが。

135: 吾輩は名無しである 2011/12/24(土) 18:04:04.83
しかし旧約も含めたら太宰のほうが芥川より聖書は広く読んでたと思う。

136: 吾輩は名無しである 2011/12/25(日) 15:34:11.23
ただ西方の人のくだりを読むと芥川は、自分自身をクリストの振舞に当てはめようと
し過ぎていた様にも思える

137: 吾輩は名無しである 2011/12/25(日) 16:19:06.99
でもその作中でクリストは万人の鏡である。皆クリストの中に自分を発見する
って断ってるからなあ

142: 吾輩は名無しである 2011/12/29(木) 02:22:17.97
小説が上手すぎて行き詰って死ぬとか
次元が違うなあ
つーか自然主義者の糞どもに追い詰められたってことでいいのかな

143: 吾輩は名無しである 2011/12/29(木) 03:08:53.74
一体きみは何を読んでそんな頓珍漢なことを思っちゃったのかな
いや、知りたくもないから答えないでいいけどさ

144: 吾輩は名無しである 2011/12/29(木) 03:34:16.85
ちなみに、芥川をチマチマと攻撃?してたのはプロレタリア文学の社会主義思想の小童どもだよ
芥川をブルジョア作家だとかなんとか見当違いな程度の低い悪口でね
芥川はああ見えて存外真面目だから、そんなゴミクズどもの思想さえ理解しようと努めていた
結果的に文学に真面目すぎたのが祟った感じ

165: 吾輩は名無しである 2012/01/07(土) 16:01:31.62
>>144
俺の持ってる角川文庫の杜子春のオマケのところで
一番辛らつに書いてるのは久米正雄なんだけど
久米正雄ってプロレタリア文学なの?

145: 吾輩は名無しである 2011/12/29(木) 03:43:24.90
ゴミクズの売名行為以外のなにものでもないんだから華麗にスルーしとけばよかったのにな
追い詰められたとかでもなくて、ゴミクズどもに愛想が尽きたといったほうが近いだろう

146: 吾輩は名無しである 2011/12/29(木) 03:57:27.96
ぼんやりとした不安というのも、どっちかというと芥川自身の不安というよりも、自他の他のほうから起因していた部分が大きいように思う
そして芥川の死後、その不安が見事に的中して、今日のこの地獄より地獄的な世の中が現在している

147: 吾輩は名無しである 2011/12/29(木) 09:27:23.25
仲間だと思っていたやつらさえ、てめえの食いぶちのために平気で人を売るようになった
そんな文壇の状況に失望し、世の中に絶望し、一体自分は何のために、死にもの狂いで剣を振るっていたんだか
必死になって、自分の守っていたものが、数枚の銀貨のために敵となっていく
そんな状況に耐えられなくなった
つまりはこういうことだよ

148: 吾輩は名無しである 2011/12/29(木) 10:28:33.18
そういうゴミクズどもなんか芥川の指先一つで死に追い込むことも容易なことだったが、芥川はあえて自分を殺して消え去るほうを選んだ
聖書を置き土産にして

166: 吾輩は名無しである 2012/01/07(土) 16:34:38.99
久米は芥川の友達だから、歯に衣を着せなくても大丈夫♪と思ってたんじゃないの、
どんなこと書いてるのかはしらないんだけど

167: 吾輩は名無しである 2012/01/08(日) 21:48:52.50
小学生の時に読んだ「トロッコ」で、海が見える箇所には
子供ながらに衝撃的な感動を受けた。体が震えたことを覚えている。

171: 吾輩は名無しである 2012/01/13(金) 20:13:54.47
>>167
トロッコは大人になってから分かった事が多いw

170: 吾輩は名無しである 2012/01/11(水) 23:48:17.17
歯車は最高傑作

173: 吾輩は名無しである 2012/01/15(日) 15:46:50.29
「偸盗」読み終えた。芥川はやはりすごいと思った。

174: 吾輩は名無しである 2012/01/16(月) 10:23:40.99
偸盗は傑作だよな

175: 吾輩は名無しである 2012/01/18(水) 15:33:11.20
そう?
「偸盗」は、前半は素晴らしいけど、
後半は話の筋も叙述の仕方も雑じゃない?
作者が生前に単行本に収めなかったのも、然もありなんと思った。

199: 吾輩は名無しである 2012/01/29(日) 22:56:34.36
芥川は見え透いた自己弁護が作品の至る所に見られるから読んでいて不愉快になることが多々ある
「侏儒の言葉」で"善悪"を"好悪"と、善を好にこじつけることで自分の都合のいいように置き換えたりというのも
単なる責任逃れ以外の何物もそこには認められない
こういう軽はずみな言動が彼の神経をますます衰弱させていった
鋭敏な所もあっただけに残念なことだ

200: 吾輩は名無しである 2012/01/29(日) 23:05:07.70
好というのはあくまで個人の見解であって、善とはまた違うものだ
その好悪を判別する感覚というのは、その当人の経験が対象を軸にして無意識に働くものだから
それを善という形に置き換えてしまうとそれまで文明をすら全否定しなくてはならなくなる
そんな大仕事は市井の一作家には到底できない
善というのは時代に問わず、人間の内に根ざしているものだ
その善を犯したからといってその善をすら否定してしまうのは罪に罪を重ねると同様の愚行だ

201: 吾輩は名無しである 2012/01/29(日) 23:16:09.82
あれ、途中の文章が抜けてる

「その好悪を判別する~無意識に働くものだから」の後↓
当然、その内容は各々の都合に依って変化してしまうことになる

202: 吾輩は名無しである 2012/01/30(月) 00:03:55.07
善というのはそんな各々の都合上の便宜として人間の内に在しているのではない
人は人を好きか嫌いかという感情のみで殺めることはないだろう
人間の内に根ざした、揺るがない善に依って、或いは悪に依って殺めるのだ
好と善ではその重さの度合いがまるでかけ離れている
いくら神経が衰弱していてもこんなことを錯誤するようでは作家など到底できぬ

208: 吾輩は名無しである 2012/02/10(金) 08:21:09.74
それにしても芥川は散々世話になった漱石先生をあんな叩き方したらダメだわな
「地獄変」とかあまりに不愉快すぎる
漱石が子規の妹と手紙通わせたりたまに会ったりしてたのは子規の許諾を得た上でのことだし
元漱石門下生のろくに信用もできないやつらの話を鵜呑みにして見当違いな妄想で以って
こういうくだらない作品なんか書いたりしてるから頭おかしくなっちゃうんだよ
まあ歯車のときにはそれがすでに自分の勘違い、邪推だったと認めていたみたいだけど、結局自分に全部返ってきて自分の無能さを晒しただけになったな

211: 吾輩は名無しである 2012/02/10(金) 13:45:46.62
相手を茶化して、後で自分の態度に懊悩する。芥川と云う人はそんな人だった。
ってエライ人が言ってた。

218: 吾輩は名無しである 2012/02/11(土) 17:46:50.35
川端康成は絵とか陶芸とか分からなかったから
芥川の小説分からなかった。
シャガールみたいな初学者にも分かりやすい絵が川端康成分からない。
絵が分からないのに自分で分かると思ってる人は多い。
ノーベル賞取ってようがこの人は絵とか分からなかった。
風流人じゃなかったw

太宰は絵とか陶芸とかまだ分かったから
芥川分かった。
多分志賀直哉とか、武者小路もちゃんと読んでたら芥川のすごさ分かったと思う。
芥川はその当時の小説好きな画家とかに読んでほしかった。

219: 吾輩は名無しである 2012/02/11(土) 17:52:52.02
芥川とか漱石は
残ってる絵自体
大した事ない画家よりよっぽどすごいんだよな。
この頃の人は集中して、絵を、描いてれば、自然に対する感覚得られたんでないか?
猫を見てきれいだとか、分かる感覚とか。
どっちも病人だったと思う。
芥川が大正文壇では一番すごい。
でも、現代人には文学分かる人でも分かり難いと思う。

220: 吾輩は名無しである 2012/02/11(土) 17:56:19.87
芥川は、陶器とかの真贋分かっただろ。
鑑定団の人より。

惜しい人を亡くした。
確かに自分でも言ってる通り多力者だったかも。

221: 吾輩は名無しである 2012/02/11(土) 17:57:29.08
この人、人物の性格描写とかないんだよな。

222: 吾輩は名無しである 2012/02/11(土) 17:59:37.17
何で、こんな大した事ない人が残ってるんだろう?
と昔は思ってた。でも、目利きになったら分かったぜw

223: 吾輩は名無しである 2012/02/11(土) 18:02:59.28
芥川は支那の書畫に造詣が深く、
文体の構築においてもこのようなものを意識していた模様です。
ただ、あの当時も印象派絵画に傾倒していた画家が多かったので
青山二郎のような骨董趣味の人間の文において
文章的継承が(わずかながらではあるが)為されているような気がします。
荷風の随筆なんてまさにそうですが文明開化の時世において
文人的高雅の生きのびる余地は少ないでしょう。
芥川の敗北は、芥川個人はもちろん、古く江戸から続く文化の滅亡なんですね。

268: 吾輩は名無しである 2012/02/18(土) 17:50:17.54
俺も芥川ぐらいの落書き出来るようになりたい。w
あんなの絵手紙で描けたら、装飾品として成り立ってるわけだから生産的だ。
そんな余技程度の暇つぶしでも。何か生産できるって、うれしくないか?
芥川は本業画家じゃないけどな。

276: 吾輩は名無しである 2012/02/18(土) 20:09:56.69
>>268
芥川は横山大観に弟子になれと口説かれていたと
友人の小穴が書いてるな

271: 吾輩は名無しである 2012/02/18(土) 18:17:15.50
文学者の副業で本当にすごいのは
宮沢賢治の星めぐりの歌だ。
日本の歌曲で最高のもんだと思う。
大体、文学も音楽も陶芸もとか、
両立って出来ないもんだと思うしそんなに例がないと思われるけど。
俺も両立したい。

273: 吾輩は名無しである 2012/02/18(土) 18:21:02.09
芸術なんか価値が在る作品でも、人生と引き換えかと思ったら
確かにそんなに価値ないかも。
確かに、にごり酒製造みたいな仕事かも。

本当の芸術家は、
そんなに、繊細で虚弱な感じじゃなくて、
いくらか男らしくて、カッコいいと思う。

中途半端な詩人が一番カッコ悪い。。。

279: 吾輩は名無しである 2012/02/23(木) 01:52:11.31
龍くんは一体いつ頃からヘロインや睡眠薬をやっていたのかね
原稿に書いてあるのをちらと読んだ所だと、その症状的にはヘロイン中毒の初期症状くらいなもんだね
その極めて軽い症状を龍くんが意識的に無理に誇張して書いてあるように見受けられるが、違うかね
まあ、それはきっと龍くんの「ちと変わったことを書いてやろう」という気負いからくる焦りの仕業だったんだろうと思うがね
ともかく、「歯車」の最後のオチは私も思わず吹き出してしまったよ
さすがコメディー作家だけはあるね

280: 吾輩は名無しである 2012/02/23(木) 02:36:48.77
まあ明治期にはすでに普通にヘロインやコカインを処方したり大麻を習慣的に吸ったりという状態だったから龍くんを咎めることはしないがね
現に龍くんの大先生の夏目くんなども大麻はよく愛飲していたし、夫人も掛かりつけの医者にヘロインを処方して貰ってたようだよ
ちなみに夏目くんの「彼岸過迄」に出てくる杖の蛇はバッヅ(大麻の花弁)を暗示したものだよ
あの頃、欧州などではバッヅのことを、その色や形状から、通称でsnakeと呼んでいたんだね
そのバッヅを魔法の杖として、作品を創作する上での足腰を支える補助としていたんだね

283: v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo 2012/02/23(木) 19:04:51.16
嘘だあ。当時はヘロインなんてないでしょ。モルヒネはあったのか?でもどうせ睡眠薬でしょ。

284: 吾輩は名無しである 2012/02/23(木) 21:05:39.92
ヘロインは明治初期にはすでに東京近郊の至る所の病院にあったよ

285: v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo 2012/02/23(木) 21:07:49.86
信じがたいなあ

305: 吾輩は名無しである 2012/02/25(土) 13:59:42.62
芥川の最高傑作はあばばばば、異論は認めない

322: 吾輩は名無しである 2012/03/03(土) 12:57:24.15
辰年の辰月辰日に産まれたから龍之介と名付けられた
象徴的

330: 吾輩は名無しである 2012/03/05(月) 16:39:58.33
芥川龍之介って何で便秘だったの?
不眠が原因?俺もあまり眠れないと便秘する・・・

331: 吾輩は名無しである 2012/03/05(月) 17:52:19.60
便秘ってより下痢だろ
消化器は相当弱かったみたいだ

332: 吾輩は名無しである 2012/03/06(火) 16:03:31.87
便秘と下痢の両刀遣い

356: 吾輩は名無しである 2012/03/25(日) 18:27:29.30
芥川龍之介って、眼精疲労の症状を発狂の予兆と勘違いして自殺したんだよなぁ

357: v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo 2012/03/25(日) 20:23:19.21
もしくは緑内障とかね。

358: 吾輩は名無しである 2012/03/27(火) 21:38:32.06
統合失調症こないだなりそうだった。
布団が動いたり、外に誰か居る気配がして身の危険を感じた。
あれは惜しかったと思う。
統合失調症のやつは大体は宝の持ち腐れだ。

でも、才能のある人たちだ。

359: 吾輩は名無しである 2012/03/27(火) 21:42:32.36
芸術家になるための技巧なら誰でもすぐ習得できるんだよな。
一日一時間勉強するだけでも良い。集中力がいるが。
でも、専門学校とか大学の先生の教えてる事は大体
根本的な事じゃない。

統合失調症とか、貧乏とか、希少だよな。
希少って言っても、長い間、苦しまなきゃいけないらしいが。
一年やそんなので出来たりするもんじゃないようだよ。

362: 吾輩は名無しである 2012/03/27(火) 21:49:47.28
中原中也とか、多分、ほぼ、技巧だけの詩人だったよ。

363: 吾輩は名無しである 2012/03/27(火) 21:55:46.01
文学分かるとかクラシック分かるとかそんなの全然才能じゃないんだよな。
技巧なんだよな。誰でもやり方知ってたら分かる。方法論だ。

分からないやつの方がすごい作品作ったりするし。

366: 吾輩は名無しである 2012/03/30(金) 10:23:41.93
技巧っていうのは手段の目的化だから、くだらないっちゃくだらないんだけどね

396: 吾輩は名無しである 2012/05/15(火) 20:37:36.75
或阿保の一生が一番インテリジェンスで磨かれた感性を感じる
芥川作品の最高峰

398: 吾輩は名無しである 2012/05/17(木) 01:19:54.64
或阿保にある
耳を切ったオランダ人が見えた
これは幻覚ですか

399: 吾輩は名無しである 2012/05/17(木) 01:54:10.38
ごっほ

406: 吾輩は名無しである 2012/05/23(水) 20:01:57.27
「或阿呆の一生」で、芥川がゴッホ(ゴオグ)の絵を見た瞬間に絵とは何であるか理解した、みたいなことが書いてあったニョ

430: 吾輩は名無しである 2012/06/05(火) 12:41:57.06
芥川の作品って宇治拾遺物語とかのパクりばっかじゃないの?
オリジナリティあるの?

431: 吾輩は名無しである 2012/06/05(火) 12:45:17.61
誰もが知っているものをアレンジして世に認めさせることの困難。

432: v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo 2012/06/05(火) 18:02:44.22
芥川の長篇ってあるの?

433: 吾輩は名無しである 2012/06/05(火) 20:45:08.99
>>432
ない。
河童なんかは芥川としては長い方。

434: v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo 2012/06/05(火) 20:56:26.13
だから谷崎に舐められたんだあ

435: 吾輩は名無しである 2012/06/06(水) 14:53:28.63
煽りではなく
書けなかったの?
敢えて書かなかったの?

436: 吾輩は名無しである 2012/06/06(水) 15:10:08.19
書けなかった、と言われている。

437: 吾輩は名無しである 2012/06/08(金) 10:53:58.11
書いたんだけど、谷崎に原稿をカツアゲされた上にボコられたって、芥川が涙目で俺に訴えてた

440: 吾輩は名無しである 2012/06/08(金) 16:17:31.37
人生は一行のボードレールにもしかないって人だからなあ
長編を書く意義を見出せなかったんじゃ

442: 吾輩は名無しである 2012/06/11(月) 00:09:41.46
龍之介は長編を書けるだけの文章構成力が無かった
単に仕事の都合上、長い構成を練っているだけの時間が無かったとか
他にも色々原因があるかもしれんけど
谷崎との論争の争点はなんだったっけ

「河童」は例外的にやや長いよね
ただ、これにいたっても人間社会の暗部をあれこれ列挙してるってだけで、
長編としての意味を成してないと思うけど

「侏儒の言葉」や「或る阿呆の一生」のような
短い言葉で言いたい事を纏める能力は凄いと思う
そういや虚子に俳句習ってたんだっけ

443: 吾輩は名無しである 2012/06/11(月) 13:58:41.92
書こうと思えば長編でもなんでも芥川はいくらでも書けたよ
ただ、書かずともよい長編をあえて書いてみる必要がなかったのと、精神的体力的な余裕がなかったのと、
芥川の作風がまったく長編向きでなかったのと、漱石のような無双の大文豪がすでに日本にいたのと、そういうことから、ただ書かなかっただけ

444: 吾輩は名無しである 2012/06/11(月) 14:17:10.31
長編が書けなかったとかなんだとか、どうでもいいところにばかり目をつけて、穿えて妙的な気分を自慰的に貪ってその己の無能を癒してるような愚物ばかりだな

457: 吾輩は名無しである 2012/06/22(金) 02:14:05.57
歯車って統失の症状みたいだよね



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